
どーも、仁(じん)ベコです(^^)/
ウーバーイーツが2019年11月29日に東京エリアで荷物の受取料金や配達距離当たりの基本料金を引き下げるなど、報酬の改定を実施しました。
これに対し、ウーバーイーツの配達員が組織する労働組合、ウーバーイーツユニオンは2019年12月5日に報酬引き下げの撤回と団体交渉権の実施を求めて声明文を出しましたね。
以前ウーバーイーツついて記事を書きましたので、今の現状もお伝えせねばと思い、改めて今回のウーバーイーツ問題についてと副業に出来るのかを記事にまとめようと思います。
ほんじは、よろすぐ!
目次
まずウーバーイーツとは?
ウーバーイーツとはアメリカ発祥のデリバリーサービスで2014年に始まりました。
日本では2016年に上陸し、今は東京、神奈川、埼玉、千葉、名古屋、大阪、京都、兵庫、福岡の9つのエリアで運営されています。
条件を満たし、登録さえ行えば「自分の好きなエリア、時間に仕事が出来る」という事で人気を博しています。
特別な資格がいらない事や煩わしい人間関係も持たなくて済むなど、他の要因も人気を後押ししているようです。
「ウーバーイーツ問題」を整理します
そもそも何が問題とされているのか?
さて、登録を済ませた個人は「配達パートナー」と呼ばれる個人事業主となります。
ウーバーイーツと雇用関係を結んだわけではありません。
ココが今回の問題の肝でもあるようですね。
発端はウーバーイーツ側が「東京エリア」での報酬を突然引き下げたことにあります。
これに対して配達パートナーが組織する労働組合であるウーバーイーツユニオンが2019年12月5日、ウーバーイーツの日本法人に団体交渉の実施と報酬引き下げの撤廃を求める声明文を出しました。
テレビでも放映されてましたよね。
報酬60パーセント減も…
ウーバーイーツの報酬は3項目で決定されます。
- 基本報酬(受け取り料金+受け渡し料金+距離料金)
- インセンティブ(注文エリアが多い場所に配達すると発生)
- サービス手数料(東京、埼玉、千葉などの首都圏は35%、横浜・川崎は5~10%、西日本5~10%)
サービス手数料は加算でなく減算されるもので、仕事を行った際にそのエリアによって設定されたパーセンテージ分、報酬から引かれるものです。
いわゆるシステム利用料といった感じでしょうか。
つまり大まかな計算式としては「基本料金+インセンティブ-サービス手数料=報酬」となるわけです。
今回はこの基本料金内の“受け取り料金、受け渡し料金、距離料金”が引き下げられました。
具体的には
〇東京エリア
今まで | 引き下げ後 | |
---|---|---|
受け取り料金 | 300円 | 265円(12%減) |
受け渡し料金 | 170円 | 125円(27%減) |
距離報酬(1kmあたり) | 150円 | 60円(60%減) |
です。
…引かれてますね(^^;
距離報酬なんて60パーセントも減っています。
ウーバーイーツ側の対応
ウーバーイーツとしては「サービス手数料35%(東京エリア)を10%に下げ、インセンティブを引き上げる」、「配達員の収入に影響はない」としています。
ウーバーイーツの言い分通りであればサービス手数料引き下げた分、15%分報酬として得られるわけですが、果たして“配達員の収入に影響はない”程度にインセンティブは上がるのか…?
もしイーブンまで戻せるのであれば基本料金を下げる必要性があったのか疑問ですよね(^^;
あくまで個人的な見解ですが…
インセンティブで報酬アップのスタンスをとる裏に、お店側への負担軽減の配慮と、会社経営のリスクヘッジがあるように考えてしまいます。
さて、労働組合側が求めている団体交渉についてですが、ウーバーイーツ側としては「配達員は会社が雇用する労働者には当たらない」として応じない構えのようです。
その一方で「今後も配達員の要求には真摯に向き合っていきたい」としています。
ココが上記でも述べた「肝」の部分ですが、配達員は雇用関係を結んだのではなく個人事業主ですので「配達員は、労働組合法上『雇用する労働者』に該当しない」として、ウーバーイーツは団体交渉に応じない構えです。
これに対しては、日本労働組合総連合会(連合)の会長である神津里季生氏も会見に同席し、「団交拒否というのは本来ありえない話ではないか」とコメントしております。
世間の反応
実績でウーバーイーツ配達報酬引き下げ前後の同じ回数を比較しました
金額はあまり変わっていないのでやや誇張報道な印象
むしろ配達員が減って効率よくなった
といはえ、誰でもできる仕事なので、UberEats一本でやるのはおすすめされない
副業や直近の資金稼ぎ、運動がてらの小銭稼ぎには最適 https://t.co/z04Ujf0zHP pic.twitter.com/kmZceLuEQd
— じょん代表@おカネのカテキョ (@sarakyo_) December 8, 2019
報酬カットで配達員が抗議してるらしい
俺もやってるけど、隙間時間の副業やつなぎ前提の形態なんだし、それで人並みの報酬や保険を得ようって違うでしょ。
自由な働き方が魅力でやってるなら別のどこかは我慢するべき。
どっちも取ろうとするのは違うと思う#ウーバーイーツ— とぶとりアスカ (@keitter_78) December 5, 2019
配達員は労働者じゃなくて個人事業主って言ってるんだから、配達員全員で団結して価格提示して、それより安い価格での仕事を受けなければ良い。
配達員がいなければウーバーイーツなんて成り立たない。— たか+ひろ (@UD9lTsLPX2BdaL8) December 5, 2019
ウーバーイーツ報酬引下げ、だから言ったでしょ、シェアリングエコノミーは新たな貧困ビジネスだって。プラットフォーマーが儲けるためだけのものだって。一度使い始めて使わざるをえなくなったら、シェアエコプラットフォーマーのくびきから簡単には逃れられなくなるって。https://t.co/9UcTisTWLe
— 室伏謙一 (@keipierremulot) December 5, 2019
以上ツイッターからの引用でした。
引用させて頂いた方々ありがとうございます。
意見は様々ありますが、TV報道される位に、あるいはSNSで話題になる位に、ウーバーイーツは世間に影響を与えているコンテンツなのだと思います。
日本の働き方も多様化し、個が尊重されるようになってきましたが、多様化した分、自分自身で吟味しなければならない側面もあると考えています。
ウーバーイーツは副業で始めることをおすすめします!
僕は以前の記事でウーバーイーツを「副業」としておすすめしました。
結論としては変わりませんが、副業として始めることをおすすめします!
実際にウーバーイーツで生計を立てている方もいらっしゃいますが報酬に関する問題が起きた時のリスクが大きい事が今回の問題で実証されましたね。
空いた時間で気軽に稼げる!というのがウーバーイーツの魅力であることに変わりはありません。
また、それ以外のメリットもあるため、気になった方は以下の記事をご参照ください。
副業でウーバーイーツは激熱!稼ぐための7つの教えを伝授します!【追記あり】
まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
“配達員ばかりに目が行ってしまうサービス”になってしまったウーバーイーツですが
“家にいながらレストランの料理が食べれる!”
とか
“忙しい時に気軽に美味しい食事を配達してもらえる!”
とか
“パーティーの際に便利!”
とか
利用者にとって画期的なサービスである事にも変わりありません。
“配達員”と“利用者”の双方をWINWINにしたウーバーイーツ、改めて素直な目で利用することも大切かと思いました(^^)
今回の記事が読んでいただけた貴方にとって有益なものになっていれば幸いです(^^)/
仁ベコでした。
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記事では書かない事も語っちゃいますよ~( *´艸`)